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[ダーバン 16日 ロイター] - トヨタ自動車の南アフリカ法人、トヨタ・サウスアフリカ(TSAM)は16日、新型ピックアップトラック「ハイラックス」の生産に向けた104億ランド(6億3400万ドル)の投資計画の77%超を完了し、東部ダーバン工場で試作生産を開始したと発表した。
TSAMのアンドリュー・カービー最高経営責任者(CEO)は、同工場で開催された新型ハイラックスの生産開始式典で「この投資にはダーバン工場の改修計画も含まれており、2027年6月までに完了する予定だ」と述べた。
現行のハイラックスモデルの生産を段階的に終了した後、欧州やアフリカの他地域への輸出分を含め、最終的には新型モデルの目標年間生産台数を約14万台に設定している。
カービー氏は出席者に「世界と南アの自動車産業がともに大きな変革期にある中、この投資はトヨタが南ア、その人々、そして製造業の未来に対して抱く強い信頼を反映している」と強調した。
新型ハイラックスにはより高度な安全システムと運転支援技術が搭載されている。これにより、南アで積極的に事業拡大を進める長城汽車(GWM)や奇瑞汽車(チェリー)などの中国勢との競争に備える。
カービー氏は「世界の自動車業界は、排ガス規制の厳格化、技術の進歩、新規参入企業による大きな変革の影響を受け、転換点を迎えている」と語った。
欧州における排ガス規制の強化により、欧州を主要な輸出市場として大きく依存している南アの自動車メーカーは、要件を満たすために設備の改修やよりクリーンな車両技術の導入を余儀なくされている。