[ワシントン 16日 ロイター] - 全米住宅建設業協会(NAHB)が16日発表した7月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は34と、前月の36(改定値)から低下した。米イランの衝突に伴う経済の不透明感や、住宅ローン金利の高止まりが響いた。ロイターがまとめたエコノミスト予想は35で横ばいだった。指数が40を下回るのは15カ月連続。
現在の販売状況を示す指数は1ポイント低下の37。販売見通しと購買見込み客足を示す指数はいずれも2ポイント低下した。
NAHBのビル・オーウェンズ会長は「購入希望者の多くは、住宅ローン金利が低下することや、インフレや経済の動向を見極めたいとして様子見の姿勢が続いている」と述べた。
値下げを実施した建設業者は37%で、前月の35%から増加。平均値下げ幅は6%で横ばいだった。販売促進策の実施率は63%と、前月の62%から上昇。16カ月連続で60%以上となっている。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「新たに成立した住宅関連法は、住宅供給の拡大と住宅コスト全般の引き下げへの前向きな一歩だ。ただ、州や地方レベルでのさらなる政策変更が必要だ」と述べた。
超党派による賛同を得て、住宅関連法案が先週成立。投資会社による一戸建て住宅の所有を制限する措置や、建設プロジェクトに対する環境審査の免除・迅速化が盛り込まれている。