[サンティアゴ 15日 ロイター] - チリ政府は第2・四半期の財政報告で、2026年の経済成長率見通しを従来の2.1%から1.8%に下方修正した。国際環境が極めて不透明なことを理由に挙げた。
銅の平均価格予想は、従来の1ポンド=5.46ドルから5.90ドルに引き上げた。チリは世界最大の銅生産国。
・年間平均インフレ率の見通しは従来の3.7%から3.6%に下方修正し、内需の伸びについては2.6%から2.4%に引き下げた。
・報告書は「国際的なシナリオは引き続き、中東の紛争に関連した高い不確実性に特徴付けられている」と指摘。「ここ数週間は緊張が和らいだものの、その影響はなお金融市場の高いボラティリティー、ドル高、金利上昇に反映されている」と述べた。
・政府は、主に銅とリチウムの価格上昇に関連した鉱業部門からの収入増がその他の税収見通しの弱さを相殺するとの予想を示した。
・27年のGDP伸び率予想は従来の2.2%から2.8%に上方修正。銅価格見通しも、1ポンド=5.06ドルから5.51ドルに引き上げた。