[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、同国の国営ガス会社ナフトガスのコレツキー最高経営責任者(CEO)を新首相候補として支持する考えを示した。一方、フェドロフ国防相の去就については明言を避けた。
ウクライナのステファンチュク最高会議(議会)議長は13日、スビリデンコ首相が辞表を提出したと明らかにした。ゼレンスキー大統領は12日、約1年前に就任したスビリデンコ氏を交代させる方針を示していた。議会は14日にスビリデンコ氏の辞任を承認し、16日に後任の選出投票を行う見通し。
ゼレンスキー氏はキーウで記者団に対し、コレツキーCEOが首相に最適な候補者だと言及。その上で、ウクライナにとって最優先の課題は冬に向けた備えだとし、「あらゆる協議を経て、コレツキー氏がウクライナ首相のポストに最もふさわしい候補者であることは間違いない」と述べた。
首相を任命する議会は、ゼレンスキー氏率いる与党が過半数を占めているため、大統領が推す候補が承認される公算が大きい。
また、首相の辞任は自動的に内閣全体の総辞職につながるため、より広範な内閣改造が見込まれる。新内閣でフェドロフ氏が国防相のポストにとどまるかとの質問に対しゼレンスキー氏は、15日中にフェドロフ氏および軍首脳部と会談し、その後、与党議員との会合に臨む予定だと述べた。