[オタワ 15日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は15日、主要政策金利を2.25%に据え置いた。インフレ圧力の緩和に伴い、下期には経済成長が加速するとの見通しを示した。
据え置きは6会合連続。
ロイターの調査ではエコノミスト36人全員が据え置きを予想していた。また、少なくとも来年7月まで金利の変更はないとの見方が大勢。金融市場でも年内の金利変更は見込まれていない。
マックレム総裁は「過去1年間停滞していたカナダの経済成長は再開したようだ。米国の貿易政策が依然として逆風となっているものの、消費者は底堅く、企業も適応している」と述べた。
中銀は声明で「カナダ経済は改善の兆しを示している。成長は加速しており、インフレは最近の急上昇から徐々に鈍化すると予想される」とした。
中東情勢や米貿易政策を巡る不確実性を背景に、経済成長は第1・四半期に停滞したものの、第2・四半期の成長率は年率換算で2.5%になると予測した。ただ、年初の低調を反映し、2026年の成長率見通しは0.7%とし、4月時点の予測である1.2%から下方修正した。
27、28年の成長見通しは小幅引き上げた。
また、26年のインフレ率予測を2.5%とし、4月時点の2.3%から引き上げた。今後2年間は、目標レンジの1─3%の中央値近辺で推移すると予測した。