Stephanie Kelly

[ロンドン 15日 ロイター] - 欧州時間の原油先物価格は約2%上昇した。トランプ米大統領がイランの全港湾に対する海上封鎖を再開し、イランのイスラム革命防衛隊が「米国やその同盟国に利益をもたらす他の全ての輸出回廊」を閉鎖すると警告したことが背景。

0806GMT(日本時間午後5時6分)時点で、北海ブレント先物は1.71ドル(2%)高の1バレル=86.44ドル。米WTI先物は1.43ドル(1.8%)高の80.77ドルとなった。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「過去2週間のイラン産原油の輸出量が日量約150万から200万バレルだったことを考えると、イランの港に出入りする船舶に対する米海軍の海上封鎖は、原油市場の需給を逼迫させている」と指摘した。

ゴールドマン・サックスはリポートで、6月の米イラン覚書締結後、湾岸諸国の輸出は戦争前の水準の80%以上に回復したものの、先週は50%未満(日量約1100万バレル)に再び落ち込んだと分析した。湾岸諸国の輸出回復の遅れが長引けば、ブレント先物は第4・四半期に110ドルを超える可能性があるとの見方を示した。

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