[ミラノ 14日 ロイター] - 米大手銀行バンク・オブ・アメリカ(BofA)がまとめた最新のグローバル・ファンド・マネジャー調査によると、世界の投資家心理が2月以来の強気水準に上昇した。景気見通しや人工知能(AI)関連投資、米連邦準備理事会(FRB)の利下げへの期待が背景にある。
現金比率は6月の4.1%から3.6%に低下して「超低水準」となり、BofAの逆張り売りシグナルが点灯した。
世界経済の「ノーランディング(無着陸)」を予想する割合は54%と過去最高となった。ハードランディング予想はわずか2%にとどまった。
調査は米国とイランの戦争を終結させる暫定合意の後、戦闘が再開される前の大半の期間に当たる7月2─9日に実施された。
米国株のオーバーウエートは2024年12月以来の高水準となった。
世界の半導体株の買い持ちが3カ月連続で3か月連続で市場で最もポジションが偏った取引となり、投資家の82%が言及した。
一部の投資家は7月にハイテク株の持ち高を減らしたが、同セクターを売り持ちにしているとの回答はゼロだった。
大手クラウド事業者(ハイパースケーラー)が今年、設備投資を削減する可能性は低いとの回答が61%に上り、削減を予想する28%を上回った。
市場が直面する最大のテールリスクとして、AIバブルとの回答が45%で首位となった。
回答者の83%が、FRBは11月の米中間選挙前に利上げを行わないと予想している。
投資家が予想する26年末の原油価格は1バレル=71ドルと、6月時点の86ドルから低下した。