Hiroko Hamada
[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.84%(564円37銭)安の6万6678円36銭となった。前日の米株安の流れを引き継いで朝方は売りが先行。AI(人工知能)・半導体株の調整が続いた。その後は韓国株に歩調を合わせるように下げ渋り、プラス転換する場面もあったが、再びマイナス圏に沈んだ。一方、好決算を発表した銘柄には買いも入るなど、相場全体が崩れる展開にはならなかった。
・日経平均は前営業日比0.36%(239円79銭)安でスタート。前場序盤に一時6万6268円60銭まで下落。一方、前場中ごろには小幅高に転じる場面も。
・前場終盤にかけけては再びAI・半導体株の売りが出て、指数を押し下げ。
・中東情勢の悪化による原油価格の上昇基調も重しに。足元の米WTI原油先物は1バレル=79ドル台。
・小売企業を中心に決算発表が相次ぐ中、好決算銘柄には買いも。個別では、ブックオフグループホールディングスやSansanが大幅高。パークチケットの値上げが材料視されたオリエンタルランドも大幅上昇。
・TOPIXは0.12%安の4002.62ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆3774億1300万円。
・東証33業種では、鉱業、サービス、海運など24業種が値上がり。非鉄金属、電気機器、機械など8業種は値下がりし、精密機器は変わらずだった。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1036銘柄(66%)、値下がりは485銘柄(31%)、変わらずは36銘柄(2%)。
<極東証券経済研究所 代表取締役社長 佐藤俊郎氏>
「バリュー(割安)株が堅調に推移していることが、相場を一定程度支えている」
「目先も半導体関連の調整が出る可能性はあるが、業績モメンタムはしっかりしている。売り一服後は、日経平均が再び7万円台に乗せる展開を想定」
「ただ、韓国株や原油価格動向が落ち着いておらず、引き続き注意が必要とみる」