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[ワシントン 13日 ロイター] - 中国生まれで米国籍の地震学者が、中国当局に約2年間にわたり拘束され、スパイ容疑で裁判にかけられる見通しであることが分かった。北朝鮮の核実験の探知に関する米国資金による研究を発表したことがあるという。この男性の妻や米議員、人質の解放を目指す2つの支援団体が明らかにした。

ルビオ国務長官は3月19日、この男性(54)が「不当に拘束されている」と認定。これを受け、男性の解放は米国の最優先課題の一つとなった。男性の妻は、トランプ政権は解放に向けた高官級外交の余地を残すため、公表を控えてきたと説明した。

事件に詳しい米政府関係筋は、政権は「不当な拘束からの解放を実現することに注力している」と語った。同筋は機密性の高い外交協議に関する発言のため、匿名を条件に取材に応じた。

男性は2011年に米国籍を取得し、マサチューセッツ州ボストンに在住。妻や支援団体によると、中国で現在拘束されている米国人の中で「不当に拘束されている」と認定されている唯一の人物となる。

この男性を巡る事件が報じられるのは今回が初めて。核保有国である米中両国の緊張関係にとって新たな火種となる可能性がある。

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