Tala Ramadan Timour Azhari

[13日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」は13日、支配下にある空港にサウジアラビアが空爆を実施したとして、サウジに向けてミサイルを発射した。これによりサウジとフーシ派の紛争を巡る4年間の停戦が崩れた。

サウジ主導のイエメン駐留有志連合の報道官はXへの投稿で、サウジはフーシ派が南部地域に向けて発射したミサイルを迎撃したと明らかにした。

フーシ派のヤヒア・サレア報道官は、イエメンと国境を接する南部山岳地帯の中心都市アブハの国際空港を標的にしたと述べた。同地は多くのサウジ国民が夏の暑さを逃れて訪れる保養地。

今回の攻撃は、フーシ派がサウジのエネルギー関連施設を攻撃した後の2022年3月に非公式の停戦が発効して以来、フーシ派がサウジに対して実行したと表明した初めての攻撃となる。

サウジ東部やリヤドを標的としたイランのドローン(無人機)やミサイルによる攻撃は、4月のイラン紛争を巡る停戦で沈静化したが、13日の衝突を受けてサウジ南部国境で紛争が再燃する恐れがある。

イエメン北部を実効支配するフーシ派はこれに先立ち、首都サヌアの国際空港にサウジが空爆を実施したと非難するとともに、報復すると警告していた。今回の攻撃は「露骨な侵略」だと主張し、緊張緩和の期間を終わらせるものだと非難した。

フーシ派はまた、サヌア空港への「封鎖」が解除されるまで、サウジ領空を飛行しないよう航空各社に警告した。

サヌア空港への空爆については、サウジの強力な支援を受け、国際的に承認されているイエメン政府が実行を認めた。

イエメン政府の国防省は、イエメンの主権を侵害するイラン機の着陸を阻止するためサヌア国際空港の滑走路を標的にしたと発表した。イエメン領空を侵犯する敵対的な航空機に対して政府軍は「あらゆる手段」で対応すると述べ、イランに責任があるとした。

イエメン軍の報道官はその後、同機はイエメンのホデイダ空港に無事着陸したと述べた。

別の閣僚は、フーシ派が赤十字国際委員会(ICRC)所有の別の航空機をサヌア空港で拘束していると述べた。ICRCの中東担当報道官はロイターに対し、全職員と航空機の乗員は無事だと述べ、それ以上のコメントは控えた。

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