[9日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは、米・イランの対立激化で中東の原油生産の増産ペースが鈍化する可能性があると指摘した。また、米政府が制裁免除を撤回したことで、回復し始めていたイラン産原油の輸出が再び圧迫されかねないとの見方を示した。

トランプ米大統領は、先月署名したイランとの戦闘終結に向けた覚書について「終わった」と表明。今週先には、イラン産原油に対する制裁を復活させた。

ゴールドマンは8日付のリポートで、ペルシャ湾岸の原油供給と短期的な価格見通しに双方向のリスクがあると分析。

リポートによると、60日間の交渉が続けられ、イラン産原油に対する制裁免除措置が復活し、輸送業者が安全の保証を得られれば、ペルシャ湾岸の供給は7月末までに正常化する見通し。

一方、「メインシナリオではないが、交渉が決裂してタンカーへの攻撃が激化し、米国によるイラン産原油の海上封鎖が実施されれば、ペルシャ湾岸の供給がさらに減少する可能性がある」とした。

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