[モスクワ 8日 ロイター] - ウクライナは8日未明にかけての夜間にロシアの3製油所、アゾフ海のタンカー、パイプラインのポンプステーションを無人機(ドローン)で攻撃した。ウクライナはロシアのエネルギー施設に対する攻撃を続けている。

ウクライナの攻撃ドローンは飛行距離が伸び、ロシア領のより深部に到達するようになっている。6日は、国境から約2700キロメートル離れた西シベリアのオムスク州の製油所を攻撃した。

ウクライナ軍の参謀本部と特殊部隊は、タタールスタン共和国ニジネカムスクのタネコ製油所とTAIF─NK製油所、サラトフ州の製油所、ボロネジ州のボリソグレブスク軍用飛行場をドローンで攻撃したと発表した。

ロシア当局はこれらの地域で攻撃があったことは認めたが、攻撃対象は明らかにしなかった。ロシア国防省は夜間に415機のドローンを撃墜したと発表した。

ウクライナ国境から約1400キロ離れたタタールスタン共和国のニジネカムスクにあるタネコ製油所は、高度な処理設備を備えるロシアで最も技術的に進んだ製油所の一つ。地元メディアが当局者の話として伝えたところによると、攻撃で複数の負傷者が出た。

サラトフ州のサラトフ製油所はロシアで最大かつ最古の製油所の一つで、近年ウクライナから度重なる攻撃を受けている。同州知事は、「民間の産業施設」への攻撃で1人が死亡し、数人が負傷したと通信アプリ「テレグラム」で述べた。

南部ロストフ州の知事は、アゾフ海のタガンログ湾で空荷のタンカー2隻が損壊し、2人が負傷したと述べた。

ウクライナ軍は、アゾフ海で空荷のタンカー9隻を攻撃したと発表した。

アゾフ海は、クリミア半島やウクライナ南部のロシア地域に展開するロシアア軍への重要な補給路となっている。

ウクライナはまた、支配地域から1450キロ(900マイル)離れたロシア・バシコルトスタン共和国のポンプステーションを攻撃したと表明した。

ガスプロムは、トルコにガスを送る「ブルーストリーム」パイプラインのクラスノダールスカヤのガス圧送基地がドローン攻撃を受けたが、パイプラインの運用に影響はなかったと述べた。

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