Lucy Craymer

[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を25ベーシスポイント(bp)引き上げて2.50%とした。景気回復が不安定な中でも再燃するインフレ圧力の抑制に動き、さらなる利上げが必要との見方も示した。

ロイター調査では、エコノミスト28人のうち22人が25bpの利上げを予想していた。

中銀は声明で「インフレ率が依然として目標を上回り、経済活動が強まると予想される中、インフレ率を2%の目標中間値に戻すためには、金融緩和策をさらにある程度縮小することが必要となる可能性が高い」と述べた。

NZドルは0.4%高の0.57米ドル。2年物スワップ金利は5bp上昇して3.3801%となった。市場は現在、10月の追加利上げをほぼ完全に織り込んでいる。

中銀は今後の政策金利決定について、今後発表される指標、価格設定動向、経済活動の勢いが中期的なインフレ圧力にどのような影響を与えるかによって決まると述べた。

声明によると、前年比インフレ率は2026年第2・四半期に3.9%でピークに達した後、第3・四半期には3.3%に低下すると見込まれている。27年には2%近くまで和らぐと予想されている。

5月時点では、第3・四半期に4.3%のピークに達した後、27年半ばには2%の目標中間値に戻ると予測していた。

今回の下方修正について、声明は「主に石油価格の下落による直接的な価格影響が小さくなったこと、および他の消費者物価への波及効果が弱まったことを反映している」と説明した。

議事要旨によると、委員会は今後の会合でさらなる利上げが行われる可能性が高いものの、そのタイミングについては極めて不確実との見解で一致した。

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