インドネシアとインドは7日、防衛や重要鉱物、農業の各分野での戦略的協力を強化する合意を締結した。インドネシア大統領府が発表した。
インドネシアを訪問中のインドのモディ首相は、プラボウォ大統領と会談。モディ氏の訪問は2023年以来で、両首脳は地域への関与を再確認した。
プラボウォ氏は「われわれは世界最大級の民主主義国家の2つで、両国のパートナーシップは地域に利益をもたらすだろう」と述べた。
インドネシア大統領府の発表によると、インドとロシアの合弁ミサイルメーカーであるブラモス・エアロスペースとインドネシア国防省は「ブラモス・ミサイル防衛システム」に関する契約を締結した。詳細は明らかにされていない。
ロイターはこれに先立ち、インド政府関係者の話として、インドがインドネシアに巡航ミサイル「ブラモス」と空対空ミサイル「アストラ」を供給すると報じていた。
インド側の複数の情報筋が以前ロイターに語ったところでは、この取引の規模は約6億3000万ドルに上るという。
ブラモスは既に、近隣のベトナムやフィリピンとも契約を締結している。
またインドネシアの民間防衛持株会社リパブリコープとインドの防衛企業バーラト・ダイナミクスが、空対空ミサイルに関する合意にも署名した。
さらに両国は重要鉱物、鉄鋼、および農業におけるサプライチェーン強化のための覚書を締結した。
これに基づいてインド鉄鋼公社とインドネシアのクラカタウ・スチールは、インドネシア国内でステンレス鋼スラブを製造するための合弁会社を設立する。
プラボウォ氏は両国が優先貿易協定の交渉を加速させると述べた。インドは、世界的な資源大国であるインドネシアにとって、パーム油と石炭の主要な買い手である。
一方モディ氏は、両国がインド洋における海上の安全保障促進に取り組むと語った。
モディ氏はインドネシア議会における演説で「われわれのパートナーシップは単なる二国間関係ではなく、インド太平洋の安定、グローバルサウスの強さ、そして世界の共有された未来に対する信頼の誓いだ」と訴えた。
モディ氏は8日にインドネシアを離れ、オーストラリアとニュージーランドに向かう予定だ。

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