[ソウル 8日 ロイター] - 8日午前のソウル株式市場で、半導体大手のサムスン電子とSKハイニックスの株価が序盤の下落から持ち直した。AI(人工知能)主導のチップブームの持続可能性を巡る懸念から前日の米半導体株が急落した流れを受けて売られたが、押し目買いが入った。
SKハイニックスは一時5%下落していたが、その後5.8%高まで急反発。一時4.4%下げていたサムスン電子は1.4%高となったが、その後再びマイナスに転じた。前日の米国市場では半導体株が下落していた。
アナリストによると、決算シーズンは始まったばかりで、半導体メーカーの好業績への期待は依然として根強い。メモリーチップの需給は第3・四半期を通じて逼迫した状態が続くとみられており、前日の売りを受けた押し目買いを下支えしていると指摘した。
SKハイニックスの米国上場を巡る楽観論も投資家心理を支えた。
ただアナリストは、メモリー価格は当面、供給側に有利な水準で推移する見通しだが、比較対象となる前年同期の水準が高くなるため、2026年下期の値上がり幅は上期から鈍化する公算が大きいと警戒感を示した。