Noriyuki Hirata

[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比2.12%(1480円73銭)安の6万8256円96銭で取引を終えた。決算の速報値を発表した韓国のサムスン電子の株価が急落した韓国株や時間外取引の米ナスダック先物が軟調だったことが嫌気され、人工知能(AI)・半導体関連株が総じて下落し、相場の重しになった。

サムスン電子は第2・四半期(4─6月)の営業利益が前年同期比で19倍に増加すると市場予想を上回る予想を示したが、同社株は売りが優勢となり一時10%安となった。市場では「増収額は前年同期に比べると大きいが、前四半期との比較ではダイナミックさに欠ける」(岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリスト)との声が聞かれた。

韓国KOSPI指数は一時8%下落し、取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動された。国内のAI・半導体関連株にも売りが波及し、日経平均は一時2.49%(1733円)安の6万8003円に下落した。バリュエーション調整が継続しており「米利上げへの懸念が払拭されるまで、上値は重いのではないか」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との声が聞かれた。

一方、TOPIXは取引序盤に史上最高値を更新する場面があった。「株から資金が抜けているというより、循環物色が続いている」(藤原氏)との見方があった。サービスや不動産、小売など内需株を中心に物色され、東証プライム市場では値上がり銘柄数と値下がり数が拮抗した。円金利が上昇する中、銀行株はしっかりだった。

TOPIXは0.97%安の4062.26ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.97%安の2095.24ポイントだった。プライム市場の売買代金は11兆4351億5600万円だった。東証33業種では、値上がりはサービスや証券、不動産など12業種、値下がりは非鉄金属や金属製品、機械など21業種だった。

キオクシアホールディングスや太陽誘電が11%安と大幅安。村田製作所は10%安だった。一方、ファーストリテイリングリクルートホールディングスは上場来高値を更新。サッポロビールは7%高だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が4日ぶりに反落し、1.76%安(13.12ポイント安)の730.63ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが746銘柄(47%)、値下がりは772銘柄(49%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 68256.96 -1480.73 69460.08 68,003.92

─69,957.5

1

TOPIX 4062.26 -39.7 4107.65 4,055.32─

4,137.62

プライム指数 2095.24 -20.56 2118.66 2,091.74─

2,134.16

スタンダード指数 1641.50 -10.67 1653.22 1,639.05─

1,661.43

グロース指数 941.77 -15.04 953.23 939.00─96

2.42

グロース250指数 730.63 -13.12 740.30 728.49─74

7.85

東証出来高(万株) 249323 東証売買代金(億円) 114351.56

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