Dave Sherwood Ayose Naranjo
[ハバナ 6日 ロイター] - キューバで6日、送電網に大規模な障害が発生し、全国的に停電が発生した。その後、電力の復旧は徐々に始まっている。
送電網運営会社UNEは、病院や食料生産拠点など一部の重要サービスに電力を供給しているが、午後遅くの時点で首都ハバナの需要のわずか1%しか賄えていないと明らかにした。現時点で、当局者らは送電網崩壊の原因について説明していない。
キューバではここ数カ月、数時間から最近では数日間に及ぶ停電が続いている。老朽化した送電網や米国による石油封鎖が要因とされる。
キューバ国民はすでに、カリブ地域の夏の暑さの中、輪番停電により多くの人が働くことも眠ることもできない状態で、疲弊している。
ハバナのオマル・オルテガさん(60)は「暑さにも蚊にも、もう耐えられない。いつまで続くのか。正直、もう限界だ」と話した。
この日の全国規模の停電は2025年10月以降で8度目、26年に入ってからは3度目となる。
米国はキューバ政府を国家安全保障上の脅威としており、トランプ政権は今年に入り、ベネズエラからキューバへの燃料供給を遮断したほか、メキシコにも供給停止圧力をかけ、キューバに石油を届ける国に関税を課すと警告。こうした制裁はキューバに体制転換を迫るため必要と主張している。