Andrew Gray
[アンカラ 7日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)の首脳らは7日、アンカラで数百億ドル規模の武器取引を発表する。トランプ米大統領が首脳会議に参加するのに先立ち、欧州防衛へ支出増を求める米国の要請に応えていることを示す。
欧州の当局者らは、首脳会議でトランプ氏による批判が繰り返されることに備えていると述べつつも、トルコのエルドアン大統領とNATOのルッテ事務総長がトランプ氏との緊密な関係を生かして穏やかな雰囲気で会議を進めてくれることを期待している。
しかし、グリーンランドやイランを巡る緊張が依然として残っていることや、トランプ氏と一部指導者との不安定な関係(直近ではメローニ伊首相との確執が見られた)を踏まえると、前向きな結果が得られるかどうかは確信が持てないという。
武器取引を巡っては、オランダのイェジルゲス国防相は6日、ロイターに対し、同国が30億ユーロ(34億3000万ドル)超相当の契約や計画を発表する予定だと明らかにした。これには防空分野におけるベルギーとの提携や、海軍艦艇に関する英国との提携が含まれる。
また、4人の関係筋がロイターに先週明らかにしたところによると、NATOは老朽化した米国製早期警戒管制機(AWACS)を、スウェーデンのサーブ社製「グローバルアイ」に置き換える方針を公表する予定だ。