[北京 7日 ロイター] - 中国中部の湖北省で雷を伴う暴風雨により少なくとも8人が死亡したと、国営メディアが7日伝えた。気象当局は国内各地でさらなる豪雨が予想されるとして警戒を呼びかけている。

新華社が湖北省の緊急管理当局を引用して伝えたところによると、6日夜の4時間にわたり、最大で時速149キロの暴風が黄石、黄岡、鄂州、咸寧の各市を襲った。

中央気象台は、南東部の広西チワン族自治区、東部の江蘇省と山東省で今後24時間に最大260ミリの極めて激しい雨が降り、土砂崩れを引き起こす恐れがあるとして警戒を呼びかけた。北東部と南部の他地域では竜巻が予想されている。

湖北省と山東省は中国の主要な農業生産地域で、豪雨によりトウモロコシや落花生、野菜への被害が懸念されている。

気候変動に起因する異常気象の拡大により、中国では毎年数百億ドル規模の経済損失が発生する恐れがある。最近の洪水は都市部を水浸しにし、産業活動を混乱させ、農作物にも被害を与えた。気象学者はこうした厳しい状況を気候変動によるものとみている。

中国はまた、太平洋を横断して台湾に向かっているスーパー台風「バービー」(台風9号)への警戒も強めている。米国立気象局によると、同台風は6日にグアム、テニアン、サイパン、ロタを通過した際、最大時速180マイルの暴風を伴っていた。

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