Siyi Liu Ashitha Shivaprasad
[6日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは6日、主要油種アラブ・ライト原油の8月のアジア向け公式販売価格(OSP)について、オマーン/ドバイ平均価格を1バレル=1.50ドル下回る水準に設定した。前月から11ドルの引き下げで、過去20年余りで最大の下げ幅となった。
2003年までさかのぼるロイターのデータによると、今回の引き下げ幅は統計開始以来最大。8月のOSPは2020年6月以来の低水準で、前月の9.50ドルのプレミアム(上乗せ)から一転した。
6月下旬に実施したロイター調査では、1.50─3.00ドルのプレミアムが予想されていた。その後、湾岸産油国が供給を増やしたことで原油スポット価格はさらに下落し、市場の下押し圧力が強まった。
北西欧州向けアラブ・ライトのOSPはICEブレントに対して0.85ドルのプレミアムで、前月から15ドル引き下げた。北米向けはASCIに対して4.60ドルのプレミアム。7月から8ドル引き下げた。