[6日 ロイター] - JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)などの米銀行大手がここ数カ月間で、決済サービス会社フィサーブのネットワーク買収について初期段階の協議を行ったと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6日、複数の関係者の話として報じた。実現すれば、連邦法によるデビットカード手数料の上限規制を回避できる可能性があるという。

• 銀行が回避を模索しているとされる手数料上限は、2010年に成立した「ダービン修正条項」に関連している。同条項は、大手銀行が外部ネットワークを通じて処理されるデビットカード取引で加盟店から徴収できる手数料を制限している。ただ、銀行がそのネットワークを自ら保有している場合は、この上限規制の適用を免れるとWSJは伝えた。

• WSJによると、ウェルズ・ファーゴやPNCフィナンシャル・サービシズ・グループも予備的な協議を行った。

• 報道を受け、フィサーブの株価は時間外取引で4.3%上昇した。

• フィサーブのネットワークを検討した企業のうち数社は、こうした取引が議員や規制当局、加盟店からの反発を招く恐れがあるとの懸念から、すでに取引を進める可能性は低いと判断しているという。

•JPモルガンはコメントを控えた。フィサーブ、BofA、ウェルズ・ファーゴ、PNCは通常の営業時間外だったため、ロイターのコメント要請にすぐには回答しなかった。

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