Hugo Lhomedet Jakob Van Calster Florence Loeve
[6日 ロイター] - 欧州最大の防衛技術グループである仏タレスは6日、急成長中の水中ドローン(無人機)戦市場でのシェア拡大を目指し、ドローン技術企業エクセイルの支配権を取得する契約を締結したと発表した。
タレスの提示額はサフランが3日にエクセイルとの買収交渉を打ち切る前に提示していた金額を上回っており、エクセイルの企業価値は39億ユーロ(44億5000万ドル)となる。
タレスはゴルジェ家が保有するエクセイル株の35.51%を1株当たり134ユーロで買い取ることに合意したと説明。その後、同社を完全子会社化することを目指し、残りの株式に対する買い付けを開始する計画を明らかにした。
エクセイル株の3日終値に対して9.4%のプレミアム。サフランが提示していた1株128.5ユーロを上回った。
タレスとエクセイルは記者会見で、対潜水艦戦分野の獲得可能な市場規模について、2025年の850億ユーロから30年には7000億ユーロ超へと、ほぼ10倍に拡大すると見込んでいると述べた。
タレスによると、規制当局の承認を経て、取引は27年第3・四半期に完了する見込み。