May Angel Marcelo Teixeira

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日の商品市場でコーヒー豆と、チョコレートの原料となるカカオ豆の価格が急騰した。市場参加者が予想される「スーパーエルニーニョ」に関連するリスクを織り込み直す中、ファンドが積極的に買いを入れたほか、一部でショートカバー(売り方の買い戻し)が入った。

高級コーヒーチェーンが好むアラビカ種の先物はインターコンチネンタル取引所(ICE)で16%急伸し、1ポンド=3.49ドルとなった。取引時間中には一時、1月以来の高値となる3.57ドルを付けた。アラビカ種の1日の上げ幅としては過去4番目の大きさとなった。

主にインスタントコーヒーやエスプレッソ飲料に使われるロブスタ種の先物は8.8%高の1トン=4044ドル。

気象予報機関は今後数カ月間に非常に強いエルニーニョ現象が発生すると予測しており、コーヒーやカカオ、砂糖といった熱帯地方の農作物が特に大きな影響を受ける可能性がある。

ロブスタ種の主要産地であるアジアでは過度な高温・乾燥が、最大生産国のブラジルでは過度な多雨が懸念される。

一方、カカオ豆先物は6日のニューヨーク市場で13%高の1トン=5694ドル、ロンドン市場では12%高の同4222ポンドとなった。

エルニーニョ現象は、カカオの主要産地である西アフリカやエクアドルで過剰な降雨をもたらす傾向がある。西アフリカでは通常、その後に「ハルマッタン」と呼ばれる過度に乾燥した高温の風が吹き、作物に被害を及ぼす。

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