[25日 ロイター] - 英格安航空会社(LCC)イージージェットは25日、米投資会社キャッスルレイクの4回目の買収提案を拒否したものの、財務・資産情報の限定的な開示に応じると表明した。
今回の提案は49億3000万ポンド(65億ドル)規模で、1株当たり6.25ポンドから6.50ポンドに引き上げた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は22日、イージージェットの投資家が7ポンド以上を希望していると報じた。
イージージェットの取締役会は、引き続き同社の価値を「大幅に」過小評価しているなどの理由から提案を全会一致で拒否した。その上で「第4次提案を含む書簡でキャッスルレイクが求めた通り、限定的な商業情報へのアクセスを許可することで、より魅力的な提案が引き出される可能性があると取締役会は考えている」と述べた。
キャッスルレイクは、限定的な情報閲覧を経て、買収提案をさらに改善できることを期待していると述べた。
キャッスルレイクは買収事業体に、すでに発表していたマレーシア航空のピーター・ベリュー元最高経営責任者(CEO)、航空業界の幹部マーク・ブリーン氏の2人のパートナーに加え、ニューヨークを拠点とする資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントを追加した。買収事業体はキャッスルレイク、ブルックフィールドなどの共同投資家が49%を。残りの51%は欧州連合(EU)市民であるベリュー氏とブリーン氏が保有することになる。
EUの運航ライセンスを維持するため、欧州の航空会社は、株式の過半数をEU市民が保有・管理する必要がある。
英国の買収規則に基づき、キャッスルレイクが確定的な買収案を提示する期限は7月5日に延長された。