[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、エネルギー価格が高止まりしており、中東停戦は金融政策当局者が警戒を緩める理由にはならないとして、ECBは利上げを続ける必要があるとの認識を示した。
ドイツ紙ツァイトとのインタビューで「現時点の観点から言えば、中期的にインフレ率をECBの目標である2%に戻すため、金利をさらに引き上げる必要がある」と述べた。「ただし、追加措置の規模や時期は、紛争や経済、インフレ動向に左右される」とした。
ソシエテ・ジェネラルのアナリストらは、シュナーベル氏がラガルドECB総裁による「失言」を修正しようとしていると指摘。ラガルド氏は22日、「現段階では、インフレ期待のアンカーが外れた状態や二次的影響など、より強力な政策対応を正当化するような兆候はまだ見られない」と述べていた。
トレーダーらは、ECBが7月22─23日の会合で利上げする確率を3分の1と見ており、9月利上げの可能性がより高いと想定。その後は来年のどこかの時点で最後の利上げが行われる可能性があるとしている。