Kentaro Sugiyama
[東京 24日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 161.61/161.62 1.1367/1.1369 183.71/183.76
午前9時現在 161.59/161.61 1.1378/1.1380 183.88/183.89
NY午後5時 161.57/161.59 1.1381/1.1383 183.85/183.92
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準の161円半ばで推移している。米国の利上げ観測に基づくドル買い圧力は根強い一方、日本の通貨当局による為替介入への警戒感が上値を抑えた。東京時間の値幅は上下12銭程度と狭く、膠着感の強い展開となった。
ドル/円は161円半ばで方向感を欠く動きとなった。仲値付近に161.64円へ上昇後、161.53円まで下落。しばらく小動きとなり、午後3時に向かって再び161.60円台へ強含んだ。
ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎シニアアナリストは「161.60円近辺では利益確定が入りやすいのではないか」と指摘。一方で「どの程度上を目指せるのか試したそうな雰囲気はあり、下値はどんどん切り上がっている」との見方を示した。
日銀が公表した6月金融政策決定会合の主な意見では、金融政策運営に関して「機動的な政策判断が行えるよう、可能な限り早く中立金利に近付けていく必要がある」、「急激・大幅な利上げを避けるには、政策金利を中立金利に早めに近づけるべき」といった意見があった。ただ、ほかに利上げペースに具体的に言及する意見は見当たらなかった。
<ドル高はファンダメンタルズと整合的か>
足元の円安はドル高主導の色彩が強く、日本当局による為替介入の余地はやや限定的との見方が出ている。一方、現在のドル高については、必ずしもファンダメンタルズと整合的ではないとの指摘もある。
米連邦準備理事会(FRB)は先行きの利上げを明確に示唆しているわけではなく、金利市場の織り込みは「やや前のめり」(日本政府関係者)との声も聞かれる。
こうした中、米経済のファンダメンタルズに対する見方が修正されれば、足元で積み上がったドル買いが巻き戻される可能性があるとの見方もある。