Michael S. Derby

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)高官による最近の財務情報開示が異例なほど詳細にわたっている。

18日に公開されたクック理事の開示書類では、トランプ米大統領による自身の解任を阻止するため、現在も未解決の紛争に関連して100万ドルを超える支出を報告している。

クック氏はまた、「ゲームナイト」の賞品として、価値800ドル弱のホテル宿泊券(2泊分)を受け取ったことも記載している。

一方、ジェファーソン副議長は4日に公開された書類の中で、自身が著した書籍「Poverty: A Very Short Introduction」に対する「レントまたは印税」として、201─1000ドルの支払いがあったと明らかにしている。

こうした少額項目の透明性は、FRB史上最も資産の多い議長となったウォーシュ新議長とは対照的だ。承認に先立って公開された文書で、ウォーシュ氏は1億ドルを超える資産を記載したが、その大部分については守秘義務契約を理由に詳細な説明を避けた。

政府との倫理協定に基づき、同氏は5月下旬、保有資産の大部分を売却したことを明らかにした。

その売却スピードから、誰が買い手なのかという疑問が浮上。政府の規則では、当局者が自身の金融資産の買い手を公表することを義務付けていない。

FRBは18日、ウォーシュ氏の膨大な保有資産の買い手に関し、コメントを控えた。また、17日に開かれた同氏の記者会見でも、この件に関する質問は出なかった。

先月、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、誰がウォーシュ氏の資産を買い取るのか、​またそれが​利益相反を生⁠むのではないかという懸念に言及していた。

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