[フランクフルト/ロンドン 18日 ロイター] - スイスのプライベート・エクイティ企業(PE)、パートナーズ・グループは18日、ロンドン証券取引所に上場している投資信託に「デュアル・シェアクラス構造」を導入すると発表した。ファンドの最大30%を段階的に清算できるようになり、資金の返還を求める顧客に対応する。

傘下のパートナーズ・グループ・プライベート・エクイティ投資信託(PGPE)は約8億ユーロ(約9億1700万ドル)の資産を運用。PGPEの取締役会によると、投資家は既存の投資戦略にとどまるか、あるいは保有資産の最大30%を別の「回収」ファンドに切り替えて時間をかけて現金の返還を受けることができる。

PGPEは解約圧力に直面しており、今後資金の引き出しを制限しようとしていると伝わったため、親会社のパートナーズ・グループの株価は3日のスイス証券取引所で急落した。

プライベート・クレジット・ファンドの運用成績や資産評価を巡る懸念が高まっており、投資家、とりわけ富裕層の個人顧客はこうした金融商品から資金を引き揚げている。そうした解約圧力が現在、プライベート・エクイティの領域に波及していると見られ、パートナーズ・グループに対する解約要請が増加している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。