[18日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは18日、2026年第3・四半期と2027年通期のロンドン金属取引所(LME)アルミニウム平均価格の予測を引き上げた。
第3・四半期の平均アルミ価格を1トン当たり3300ドル、27年の平均価格を2950ドルと予想。従来予測の3200ドルと2750ドルから上方修正した。
米国とイランの戦闘終結合意によりホルムズ海峡が再開する可能性が生じたが、中東のアルミ生産施設は損害を受けているため、流通に比べて生産の再開スピードは遅くなるとの見通しを示した。
ゴールドマンは、世界のアルミ市場が以前の想定以上に引き締まると予想。中東の減産がインドネシアと中国からの供給拡大を上回るため、26年の供給不足は従来予想より大きく、27年の供給過剰は従来予想より小さくなると見込んだ。
26年は72万トンの供給不足、27年は59万トンの供給過剰と予測している。従来の予測は26年が57万トンの不足、27年が130万トンの過剰としていた。
中東の供給回復を巡って上下双方のリスクがあるとし、損傷した中東の生産能力の稼働再開が想定よりも遅れれば、27年の供給過剰幅は10万トン近くまで縮小し、価格は3250ドル付近で高止まりする可能性があると予想。一方、生産回復が想定よりも早ければ、過剰幅は120万トン近くまで拡大し、価格は2750ドル付近まで低下する可能性があるとした。
一方、ゴールドマンは別のリポートで、金(ゴールド)価格は今年12月までに1オンス=4900ドルに上昇すると予想した。金は18日時点で4208ドル前後で推移していた。