Atsuko Aoyama

[東京 19日 ロイター] - 午前のドルは161円前半で売買が交錯した。米国の利上げ観測を背景とするドル買い圧力は根強いものの、日銀の半期報告での氷見野良三副総裁発言がタカ派的だったの見方もあり、一時わずかに161円を割り込んだ。約2年ぶりの高値圏で推移する中で市場が疑心暗鬼になりやすい相場との声もあり、為替介入を示唆する「断固とした措置」との片山さつき財務相の発言で20銭ほど下振れる場面もあった。

・日銀の半期報告での氷見野良三副総裁発言はタカ派的との見方

・氷見野副総裁、政策調整遅れれば景気下押しと発言

・ドルは一時160.99円に下落

・片山財務相発言でのドル下振れ、疑心暗鬼な相場を反映との見方

・三村淳財務官の発言の有無も市場は注視

・当局による介入の難しさ指摘も

<SBIFXトレードの上田真理人取締役>

「今は円安というよりはドル高の局面に変わった。そこまでスピードがあるわけでもなく、介入に出にくいのではないか」

「景気の下押しを気にして利上げに慎重だった日銀だが、(政策)調整が遅れた方が景気を下押しするとした氷見野副総裁発言などはかなりタカ派的」

「水準が水準なだけに、片山財務相発言を受けて無理せずポジション調整をという向きもいたかもしれない」

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