[サンパウロ/ブラジリア 18日 ロイター] - ブラジルのドゥリガン財務相は18日、同国には追加利下げの余地がまだあるとしながらも、それは中央銀行の特権だと強調した。
中銀は17日、予想インフレ率の上昇と消費者物価の上振れリスク拡大でインフレ見通しが悪化したと認めながら、政策金利を3会合連続で引き下げて14.25%とし、今後の措置に含みを残した。
ドゥリガン氏は、政府はインフレ抑制に取り組んでおり、金融政策支援につながる財政引き締めを示唆するため、230億レアル(45億1000万ドル)の予算拠出を阻止していると述べた。
同氏は、現状の家計支出パターンをより適切に反映するためインフレ率算出方法の見直しを支持してきたが、既存の数字を尊重すると説明。単に指数が上昇しているから変更を提案したわけではないとした上で、手法の近代化を支持しているだけだと述べた。
ブラジルの5月インフレ率は前年同月比4.72%に伸びが加速し、中銀目標の3%を上回った。中銀は17日、通年のインフレ率はさらに上昇して5.2%になるとの見通しを示した。