[18日 ロイター] - 米国史上最大のクリーンエネルギーインフラ事業で、ニューメキシコ州に建設された110億ドル規模の風力発電所と送電線が、約20年にわたる許認可手続きと建設を経てフル稼働を開始した。事業主のパターン・エナジー・グループが18日明らかにした。
「サンジア」と呼ばれる同事業は、出力3650メガワットの風力発電所と、ニューメキシコ州中部からアリゾナ州中南部に電力を送る全長885キロの送電線で構成される。発電された電力の約3分の2はその後、カリフォルニア州に供給される。
同事業の完成は、トランプ政権が再生可能エネルギー、特に風力発電を巡る許認可手続きを停滞させ、化石燃料の開発を優先している中で実現した。
エネルギー情報局(EIA)によると、サンジアは約100万世帯の年間需要を賄うことができる。
同事業は2008年に開発が始まり、パターン・エナジーが23年に建設を開始するまで、長年にわたり許認可を巡るハードルに直面した。