Lisa Baertlein Karl Plume

[ロサンゼルス/シカゴ 18日 ロイター] - データ会社デカルト・データマインが18日公表したデータによると、ホルムズ海峡の事実上の封鎖によって影響を受けた中東の港から米国への肥料輸入が、5月にゼロ(前年同月は9万3550トン)となった。この影響で米国の肥料輸入総量は前年同月比44%減の55万2767トンに落ち込んだ。

通常、世界の肥料貿易の約3分の1はホルムズ海峡を通過するが、米国・イスラエルが2月末にイランを攻撃して以来、通航は停止状態だ。カタールにある世界最大の生産施設からの尿素(窒素系肥料)の供給は停止しており、幅広い肥料の原材料となる硫黄やアンモニアの流通も制限されている。

供給不足の懸念から肥料価格は急上昇し、トランプ米大統領の票田である米農業地帯を圧迫している。

国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の肥料価格は2月から5月にかけて約20%上昇した。

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