Mathias de Rozario Amir Orusov
[18日 ロイター] - 業界団体「Eモビリティー・ヨーロッパ」や調査会社「ニュー・オートモーティブ」、「フィア・オートモーティブ」が18日に発表したデータによると、欧州の主要自動車市場における電池式電気自動車(BEV)の5月新車登録(販売)台数は、前年同月比34.4%増の21万2387台となった。新車販売におけるBEVの割合は23.6%と過去最高を記録。補助金や政策支援、ガソリン価格の高騰が需要を押し上げたことで堅調な伸びが続いた。
4月のBEV販売台数は同34.1%増、3月は同51.3%増だった。
Eモビリティー・ヨーロッパのクリス・ヘロン事務局長は声明で「消費者も政府も欧州のエネルギー安全保障という課題に対応しており、販売される新型EV1台ごとに燃料費が削減され、石油輸入が恒久的に減少する」と指摘した。
データによると、中国の競合他社からの圧力が高まる中でも、販売上位10位のBEVのうち7モデルを現地メーカーが占めた。5月の販売に占めるBEVの割合は、フランスが29.5%、ドイツが25%。ドイツの1─5月の登録台数は前年同期比41%増となった。
イタリアは新たな補助金が追い風となり、今年に入ってから登録台数が倍増し、最も急成長している市場の地位を維持している。北欧およびベネルクス諸国も堅調が続いており、新車販売におけるBEVの割合はデンマークで78.7%、フィンランドで49.6%、スウェーデンで41.2%、オランダで41.3%、ベルギーで36.8%をそれぞれ記録した。