Andrew Gray

[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)のコスタ大統領の事務所がロシアとの「意思疎通の経路を開く」ため、この数週間にクレムリン側と「外交レベルで短時間接触」していたことが分かった。EU当局者が17日、匿名を条件に明らかにした。

当局者は「実質的なことは何も協議していない」とした上で、「将来的にどのような事態になっても、EUには守るべき固有の利益がある。そのためロシアとの外交ルートを確立しておくことが重要だ」と説明。さらに「EUは仲介役ではない。ウクライナが公正で永続的な平和を実現しようとする取り組みを支援している」と強調した。

ロシアによるウクライナ侵攻後、欧州諸国は長年ロシア政府を外交的に孤立させてきた。しかし最近はウクライナ戦争や欧州全体の安全保障問題を巡り、ロシアと直接対話を行う可能性について欧州首脳間で協議が活発化している。

ただ欧州各国は統一した方針をまだ打ち出せておらず、ロシアとの対話に慎重な姿勢を示す国もある。

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