[ロンドン 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのスレイペン・オランダ中銀総裁は17日、2022年のインフレショックが現時点で再来する可能性は低いとみられるものの、完全に排除できないとの認識を示した。
スレイペン氏はロンドンで開催された欧州経済金融センター(EEFC)主催のイベントで、「金融政策にとって、重要な問題はやはり二次的な影響のリスクだ」と指摘した。
約4カ月に及んだ中東での戦争を経て、米国とイランが今週、和平に向けた枠組みで合意したことを受け、原油の現物価格と先物価格がともに押し下げられたと言及。その上で、金利を数十年ぶりの高水準に押し上げた22年のインフレショックについて「再来は可能性が低いとみられるが、排除はできない」との見方を示した。