Florence Tan Siyi Liu

[シンガポール 17日 ロイター] - 海運データによると、イラン産石油を積載したタンカー少なくとも3隻が今週、米国の海上封鎖を突破して航行し、4隻目となる空船もオマーン湾に向かって航行している。米国とイランがホルムズ海峡の再開に向けた枠組み合意に達したことを受けた動きだ。

イランの石油輸出が徐々に再開されつつあることを示しており、世界的な供給量を増やすと見込まれる。ただし、最大の買い手である中国では国内のマージンが低調なため、需要はさえない状況となっている。

ケプラーおよびボルテクサの船舶追跡データによると、それぞれ200万バレルの石油を積載した超大型原油タンカー(VLCC)の「ヒーロー II」と「ディオナ」はオマーン湾を通過し、東へ向かっている。

また、ケプラー、ボルテクサ、LSEGのデータによると、石油100万バレルを積載したスエズマックス型タンカー「ソニア I」も封鎖海域を通過し、シンガポールへ向かっている。

ケプラーのデータによると、「ヒーロー II」は3月下旬に積載を行ったのに対し、「ディオナ」と「ソニア I」の積載は4月8─9日に行われた。

ケプラおよびLSEGのデータによると、イランと関連のある空荷のVLCC「ストリーム」は米国の封鎖海域に向かって航行している。

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