Maki Shiraki
[豊田市(愛知県)17日 ロイター] - トヨタ自動車は17日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開いた。豊田章男会長が議長を務め、近健太氏が社長として初めての株主総会に臨んだ。唯一の議案だった豊田会長ら取締役6人の選任議案は可決された。
近社長は「社長としての軸は(会長の)豊田ならどうするかということに尽きる」などと述べ、豊田会長の経営に対する考え方を継承する意向を示した。目指す車づくりについては「現場の仲間がどうやったら次のチャレンジをしていけるのかにもっと耳を傾けて、彼らの背中を押していくのが私の役割だ」と説明した。
今回の株主総会をもって、前社長の佐藤恒治副会長は取締役から退く。出席株主の増加に対応するため、今年は名古屋市にも初めて会場を設置した。
近社長は、株主総会終了後に報道陣の取材に応じ、AI(人工知能)、ロボティクス、マルチパスウェイ、水素などの「いろいろな成長領域に急ブレーキをかけずにしっかり投資する」との考えを示した。