[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の安圭伯国防相は17日、北朝鮮との軍事境界線(MDL)に沿って引かれた民間人立ち入り制限線を移動させ、制限区域を縮小する方針を示した。安全保障環境の変化を反映するとともに、地域住民の利便性を考慮した措置という。
いわゆる「民間人統制線」は現在、1950─53年の朝鮮戦争終結時に設定されたMDLの最大10キロ南に位置している。区域内に立ち入るには軍の許可が必要となる。
今回の措置ではMDLから平均6キロの位置に移される。
安氏は今回の変更について、長年にわたる住民からの要望に応えるもので、防衛態勢の改善によって実現可能になったと説明した。
報道によると、この区域内には最大2万人が居住しており、その他にも許可手続きを経て、農業や仕事のために同区域に入る人々がいる。
同省はまた、農業目的でのドローン(無人機)運用に関する報告指針の緩和など、周辺地域に課された各種規制を緩める措置も発表した。