[16日 ロイター] - カナダ政府は16日、ロシアの「影の船団」やエネルギー収入、防衛・産業部門のほか、偽情報工作に関連する団体を対象とした新たな制裁を発表した。

政府の声明は、カーニー首相がフランスで開催中の主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に合わせてウクライナのゼレンスキー大統領と会談した後に発表された。

これを受け、ロシア外務省は入国を禁止するカナダ国民103人のリストを公表した。リストには国会議員のほか、政府・議会の当局者が含まれている。

同省は声明で、リストに掲載された人物は「わが国の憲法体制と外交方針の信用を傷つける」ことを目的とした活動に関与したとした。

カナダ政府が発表した制裁対象の企業・個人のリストにはニュージーランドの企業マリタイム・ミューチュアルも含まれている。

同社はロイターが特別報道で、数十億ドル規模のイラン産・ロシア産原油の取引を支援したとして取り上げた企業。

英国は2月、同社が戦略的に重要な部門で事業を行うことによりロシア政府を支援していたとして制裁を科した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。