[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続伸し、前営業日比87円00銭高の6万9404円50銭で取引を終えた。史上最高値を更新し、初めて7万円の大台に一時乗せた。日銀が金融政策決定会合で政策金利を市場の予想通り1.0%に引き上げ、イベントを無難に通過した安心感から買いが優勢になった。その後は達成感が生じ、上げ幅を縮めた。

日経平均は後場に入って上昇に弾みがつき、一時7万円の大台に乗せた後、前日比703円18銭高の7万0020円68銭まで上値を伸ばした。市場の一部で0.5%の利上げなど過度にタカ派寄りな結果への思惑があったが、市場の大方の予想通りの無難な結果との受け止めが広がった。

AI(人工知能)・半導体関連株に資金が集まる流れが継続した。日経平均とTOPIXの比率を示すNT倍率は過去最高を更新し一時17.49倍に拡大した。東証プライム市場の値上がり銘柄数3割弱に対し、値下がりは7割弱と、値下がりの方が多く、全体市場が強いとはみられていない。建設や不動産、銀行など、バリュー株を中心に前日までの上昇の反動売りが出た。

日経平均は買い一巡後、徐々に上げ幅を縮めた。取引終了後に控える日銀の内田真一副総裁の会見や、日本時間18日未明に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)新議長の会見を見極めようとするムードが強まった。

もっとも、日経平均は終値でもプラスを維持して最高値を更新。市場では「7万円の大台をつけた達成感があるが、目先で売る理由もない」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)との声があった。

午前の日経平均は、連騰の反動に加えて日銀会合を控えていたこともあり、前日終値を挟んだ一進一退だった。

TOPIXは0.21%安の3991.14ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.21%安の2058.59ポイントだった。プライム市場の売買代金は11兆9079億1000万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属やその他金融、空運など12業種、値下がりは鉱業や卸売、建設など21業種だった。

キオクシアホールディングスは最高値を更新し、時価総額が50兆円を超えた。JX金属やフジクラは大幅高だった。一方、三井住友フィナンシャルグループやトヨタ自動車、三井物産は軟調だった。

新規上場のGOの初値は公開価格を21.2%上回る2910円だった。その後、初値を下回る2640円で取引を終えた。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.18%高の714.31ポイントと、小幅に反発した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが449銘柄(28%)、値下がりは1079銘柄(68%)、変わらずは36銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69404.50 87 69288.91 69,095.67

─70,020.6

8

TOPIX 3991.14 -8.46 3984.4 3,980.34─

4,008.81

プライム指数 2058.59 -4.35 2054.29 2,053.26─

2,067.70

スタンダード指数 1614.12 -5.81 1618.35 1,610.24─

1,619.75

グロース指数 915.99 1.11 915.81 907.45─92

1.97

グロース250指数 714.31 1.31 713.53 706.62─71

9.32

東証出来高(万株) 228101 東証売買代金(億円) 119079.1

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