Olena Harmash

[キーウ 16日 ロイター] - ウクライナ中央銀行のピシュニー総裁は、戦時下の困難にもかかわらず、銀行・保険セクターを2028年までに欧州連合(EU)基準に適合させるための改革を加速していると明らかにした。投資家の信認を強化し、欧州との経済統合を深めるのが狙いだ。

ウクライナは15日、EUとの加盟交渉の「第1段階」を正式に開始した。6分野(クラスター)に分かれた交渉のうち、「基本事項」と呼ばれるクラスターについて協議に入る。これは、EUが最重視する司法制度や民主的制度の機能、公共調達などを対象としている。

ウクライナは今夏中に他の交渉分野についても協議を開始することを目指している。

ピシュニー氏はロイターに対し「われわれは大規模な欧州統合プログラムを進めている」と述べた。「戦争や、われわれが経験している変革は、改革のペースを落とす理由にはならない。むしろ、進展を加速させるために活用すべきだ」と語った。

同氏によると、ウクライナの銀行規制は現在、EU基準への適合率が約78%となっており、侵攻前の約50%から上昇した。保険セクターは適合率が約55%とやや低い。

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