[15日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は15日、カザフスタンに対し、インフレが確実に軌道に乗るまで金融政策の引き締め姿勢を維持するよう求めた。
・審査チームが同国を訪問後に発表した声明で明かした。中央銀行は5日、インフレ鈍化を理由に政策金利を18%から17%に引き下げていた。
・IMFのミッションチームを率いるアミナ・ラレシュ氏は、「インフレ率はなお目標を大きく上回っており、金融政策はインフレ動向が5%の目標に向けて確実に軌道に乗るまで引き締め姿勢を維持すべきだ」と指摘。インフレ率は2026年に10%前後で推移する予想だが、その見通しの不確実性も高いと述べた。
・5月の消費者物価上昇率は前年同月比10.4%で、4月の10.6%から鈍化した。中銀は今月、26年のインフレ率予想を9.5─11.5%から9─11%に下方修正した。
・IMFは、カザフの26年経済成長率を約4.6%と予想。原油価格高騰が、産油量減少、家計信用の伸び鈍化、継続中の財政健全化を相殺するとした。