[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は16日、政策金利を4.35%に据え置いた。金融環境の引き締まりを受けて景気が減速しつつあるとの見解を示した。一方で、インフレ抑制のために必要であれば、再び利上げする可能性があると警告した。

インフレ率は依然として高すぎるとし、押し下げるために必要であれば、政策金利のさらなる引き上げを含め、あらゆる手段を講じると表明した。据え置き決定は全会一致だった。

インフレや個人消費、雇用に関する最近の国内経済指標が軟調だったことや、ホルムズ海峡の再開につながる中東の和平合意で原油価格が下落し、インフレリスクが和らいだことから、市場では金利据え置きが予想されていた。

中銀は声明で「中東紛争の解決は初期段階にあり、インフレ率が5月時点のベースライン予想を上回り、経済活動が下振れするというシナリオもあり得る」と指摘した。

また「世界の石油供給問題の解決は時間を要する見込みで、世界のエネルギー価格とインフレに上昇圧力をかけ続ける」とした。

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