Jonathan Stempel
[15日 ロイター] - 米カリフォルニア州サンフランシスコの連邦地裁は15日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる人工知能(AI)新興企業xAIが、競合するオープンAIに営業秘密を盗用されたとして起こした訴訟を棄却した。
リタ・リン判事は、オープンAIがxAIの元エンジニアにxAIの対話型AI「Grok(グロック)」に関する機密情報の開示を促したことや、元エンジニアが情報を開示した可能性をオープンAIのエンジニアが認識していたことをxAIは立証できなかったと述べた。
訴訟の継続は「無益」だとして、訴えの再提出を認めない形で棄却した。
同判事は2月にも、以前の訴状を棄却している。昨年9月に最初に提起された訴訟は、xAIの従業員がオープンAIに転職した際に、ソースコードを含む機密情報が広範に不正利用されたとする主張に焦点を当てていた。
15日の判断は、マスク氏にとって過去約4週間で2度目のオープンAIに対する法廷での敗北となった。