Jun Yuan Yong

[シンガポール 15日 ロイター] - シンガポールは金取引拠点としての地位確立を目指す中、金の店頭取引(OTC)清算システムを構築し、中央銀行向けの金保管サービスを導入する方針だ。ガン・キムヨン副首相が15日、アジア太平洋貴金属会議で明らかにした。

シンガポール取引所(SGX)が、シンガポール国内で保管される現物金「ロコ・シンガポール」を対象としたOTC清算システムを2026年末までに構築するという。

DBS、ドイツ銀行、ICBCスタンダード銀行、JPモルガン、OCBC、UOBの6行が清算会員となる。

また、シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が今年10月までに中銀向け金保管サービスを開始し、海外の中銀や政府系機関に対し、金準備を安全に保管するための選択肢を提供する予定という。

副首相によると、SGXは、ロコ・シンガポールにおける価格発見機能とリスク管理の強化につながる現物受け渡し可能な金先物の導入も検討している。MASは、対象となるファンドやファミリーオフィス向けの税制優遇制度で課している現物投資用貴金属の保有比率5%の上限を撤廃する。

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