[キーウ 14日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、フランスで今週開催される主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を前に、ロシアとの紛争終結に向けた取り組みについてトランプ米大統領と電話で協議したと明らかにした。

ゼレンスキー氏は、トランプ氏に80歳の誕生日を祝う言葉を伝えるとともに、米政府がこれまで提供してきた支援に謝意を示したと通信アプリ「テレグラム」に投稿。

「トランプ大統領にあらゆる成功を願った。何よりもまず、ウクライナに対するロシアの戦争を終わらせる取り組みでの成功を願った」と述べた。

仏エビアンで開かれるG7サミットでは、16日にウクライナ情勢を巡る協議が行われる予定で、これに先立ちゼレンスキー氏は、国際的なパートナー国の立場についてトランプ氏と話し合ったと述べた。

「平和を近づけるために今、何ができるかについて話し合った。戦場での最新の動向や、われわれの立場がどのように強まっているかについて大統領に説明した」とし、「平和を近づけるのに役立つ可能性のある良い案が幾つかある」と述べた。

ゼレンスキー氏はその後、夜のビデオ演説で、サミットに合わせてトランプ氏と会談することで合意したと明らかにした。

また、平和の確保に向けたウクライナの取り組みに対し、欧州諸国とともに米国の支援を確保することが重要だと強調。

「これはわれわれ全員が最も望むことであり、米国社会がこのウクライナの願い、すなわち尊厳ある平和への願いを全面的に支持することが重要だ」と述べた。

米国の仲介による紛争終結に向けた協議は、米政府の関心がイラン情勢に向けられていることで停滞している。

ただゼレンスキー氏はここ数週間、ウクライナに有利な形で戦況に変化が生じており、和平合意に達する好機が開かれていると述べている。

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