Helen Clark
[パース 14日 ロイター] - オーストラリア(豪州)の公正労働委員会(FWC)は14日、同国の液化天然ガス(LNG)事業「イクシス」で働く約400人の石油・ガス労働者によるストライキを停止させるよう求めたINPEXの申し立てを却下した。
これにより、ストライキは今月23日まで続き、すべての貨物の積み込み禁止を伴う。
FWCのマイケル・イーストン副委員長は14日、ストライキによる経済への悪影響の証拠は見当たらないと判断した一方、生産停止が最長1週間続く可能性があるとのINPEXの見解は認めた。
イーストン氏はまた、労働協約の締結に向けた労組と会社側の交渉を継続しなければならないとの判断も示した。
INPEX側がFWCに行った説明によると、ストライキにより数日でLNGやコンデンセート(超軽質原油)の地上貯蔵施設が満タンとなり、生産を全面停止せざるを得なくなるという。
INPEXの従業員によると、一週間生産が停止すれば、少なくとも4件のLNG貨物が積み込みできなくなる見通し。既にコンデンセート貨物2件が予定通りに積み込みできなかったという。
また、別のINPEX従業員は海上での生産が減速する可能性があり、技術的な課題や操業停止につながる可能性があると述べた。
同社は10日、ストライキが豪経済に影響を及ぼすとして、FWCに停止を求める申し立てを行っていた。コメント要請にすぐには応じなかったが、15日には労働者側へ別の提案を提出する見通しだ。