Hiroko Hamada

[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸し、前営業日比1802円77銭高の6万6020円04銭で取引を終えた。中東情勢を巡る懸念が後退し、投資家心理が改善。AI(人工知能)・半導体関連銘柄に買い戻しが入り、相場を押し上げた。日経平均は一時2800円超高となる場面があった。キオクシアホールディングスが時価総額でトヨタ自動車を抜き、東証プライム市場の首位となった。

日経平均は958円高でスタートした後、上げ幅を広げ、前場序盤に2848円高の6万7065円94銭まで値上がりした。米国とイランの戦闘終結期待で前日の米市場でハイテク株が上昇した流れを受け、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連株の一角への買いが強まった。後場も堅調な展開は継続したが、終盤にかけてはやや伸び悩んだ。

マネックス証券のチーフ・マーケット・アナリスト、吉野貴晶氏は「中東懸念が後退したことで調整が深かった銘柄群を中心に買い戻しが先行した」と指摘。AI・半導体株以外でも、出遅れ感のあるセクターにも資金が流入しているとして、「AI関連は引き続き強いが、一極集中が緩和されている印象も受ける」(吉田氏)という。

米市場でスペースXのIPO(新規株式公開)を今夜に控え、「宇宙関連やAIなど関連するテーマ株が買われる可能性もあり、目先の相場を支えそうだ」(国内証券・アナリスト)との指摘もあった。

TOPIXは1.35%高の3881.96ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.35%高の2002.23ポイントだった。プライム市場の売買代金は12兆7697億1400万円だった。東証33業種では、非鉄金属、機械、鉄鋼など25業種が値上がり。サービス、鉱業、陸運など7業種は値下がり、倉庫・運輸関連は変わらずだった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.21%高の724.49ポイントと、小幅に続伸した。

個別では、前日に業績・配当予想の引き上げを公表したマルマエがストップ高。一方、前日に業績見通しの下方修正を発表したアサヒグループホールディングスは下落。

指数寄与度の大きい東京エレクトロン、アドバンテストは大幅高。三井金属、住友金属鉱山も大幅上昇した。

プライム市場の騰落数は、値上がり964銘柄(61%)に対し、値下がりが555銘柄(35%)、変わらずが44銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 66020.04 +1,802.7 65176.23 64,998.11

7 ─67,065.94

TOPIX 3881.96 +51.61 3872.43 3,859.97─

3,924.34

プライム市場指数 2002.23 +26.71 1994.43 1,991.00─

2,023.77

スタンダード市場指数 1597.45 +19.18 1589.77 1,588.20─

1,602.26

グロース市場指数 927.76 +0.44 936.20 921.35─94

2.99

グロース250指数 724.49 +1.50 730.31 718.49─73

6.09

東証出来高(万株) 275012 東証売買代金(億 127697.1

円) 4

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