[ダッカ 12日 ロイター] - バングラデシュとインドは12日、「不法」移民を巡る両国関係の緊張が続く中、情報共有の強化や合同パトロールを通じて、国境沿いの協力を深化させることで合意した。

両国は4000キロメートル以上に及ぶ国境で接しており、これは世界でも最長の国境の一つ。主要な国境州を統治するインド与党は「不法」移民への対処を優先課題としており、昨年以来、「不法侵入者」とレッテルを貼られたベンガル語を話すイスラム教徒をバングラデシュへ追放しようとしている。

バングラデシュ側は、インド当局が適正な手続きを経ずに移民を追放しようとしていると非難。この慣行の停止を求める書簡をインドに十数通送付したと述べている。

ニューデリーで4日間にわたって開催された国境担当高官会議の終了時に発表された共同声明によると、バングラデシュ国境警備隊(BGB)とインド国境警備隊(BSF)は、今回の協議を「友好的かつ前向きで、将来を見据えたもの」と評価。11月にダッカで次回会合を開くという。

共同声明は「双方は、インド・バングラデシュ国境沿いの平和、平穏、安定を維持するという決意を再確認した」と述べ、合同パトロールの強化、警戒態勢の強化、リアルタイム情報共有の改善、国境を越える犯罪ネットワークに対する共同行動の強化を行うと付け加えた。

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